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「ビットコイン価格反発も弱気相場は継続か」クリプトクアント分析

需要状況に変化なしと指摘

暗号資産(仮想通貨)オンチェーン分析企業のクリプトクアントは16日、市場の週間レポートを発表。ビットコイン(BTC)の最近の価格反発は弱気相場の中で行われているように見えると述べた。

需要状況はそれほど悪化していないものの、依然として大きな変化は見られないとも分析している。

状況としてはビットコインは365日移動平均線(MA)を下回って約19%下落して弱気相場入りを確定させた。しかし、その後11月21日以降、約21%上昇している。

365日移動平均線とは

直近365日間の価格の平均値をつないだ線で、主に長期トレンドを見るために使われる。

クリプトクアントは、現在の水準は10万1,000ドル付近であり、過去の弱気相場ではこの閾値付近まで反発後、再び下落していたと指摘した。なお、記事執筆時現在ではビットコインは95,000ドル付近で推移している。

出典:クリプトクアント

また、2022年には、価格は365日移動平均線をわずかに上回った時点で抵抗し、その後、弱気相場の下落が始まった(緑の線)。今回も必ずしもその通りになるとは限らないものの、価格データを参照すると、同様のパターンになる可能性があるとしている。

クリプトクアントは、次のように見解を述べた。

当時、多くの市場参加者は弱気相場は終わり、4年サイクルは無効となり、スーパーサイクルが差し迫っていると考えていた。これは、今日私たちが目にしているセンチメントとそれほど変わらない。

しかし、ファンダメンタル指標とテクニカル指標は依然として弱気相場が続いていることを示している。

クリプトクアントは、需要状況はわずかに改善したが、依然として弱い状況だと述べる。コインベースの価格プレミアムなどの米国スポット(現物)指標は一時的にプラスに転じたが、プラスになった時期は、2026年に入ってから短期間にとどまった格好だ。

また、ビットコインの現物需要は過去30日間で67,000BTC減少し、2025年11月28日以降マイナスとなっている。

一方で、米国に上場しているビットコイン現物ETF(上場投資信託)は2026年に入ってからこれまでに3,800BTCを購入しているが、これは昨年同時期の3,600BTCを上回っている。

さらに、これらのETFは11月の30日間で5万4,000BTCを純売却した後、その後の資金純流出は停止した。しかし、クリプトクアントはこうした状況は、米国の需要の力強い回復を示唆するものではないと分析している。

さらに、クリプトクアントは、最近の上昇を受けて、仮想通貨取引所へのビットコイン流入量は増加し始めていると述べた。

16日には、取引所に流入するビットコインの総量は7日間平均で39,000BTCに達し、2025年11月25日以来の最大の流入量となったと指摘。これは、今後売り圧力が高まることを示唆している可能性があると続けた。

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